オーナーの命令で新事務所発足24時間勤務でノイローゼ寸前

「石山、お前が先乗りして、グループ店が後に続けるように、しっかり土台を作って来い。沖縄に進出できれば、全国展開も夢じゃないからな!」ある日、社長に呼び出せたスタッフの石山氏は、前置きもなく新店舗の立ち上げを命令された。そんなこと、昨晩、一緒に食事をしたとき、おくびにも出さなかったのに……。まさに青天の霹靂とはこのことである。翌日から忙しい毎日が始まった。オフィスを決めて、さらな営業許可の申請などなど……。なんとかすべての準備が整い「さあ、今日から頑張るぞ!」と言ったもののスタッフは自分1人だけ。それでもここに沖縄・那覇のデリヘル『Y』の石山店長が誕生したのだ。「オープンしたばかりの頃は、募集をかけてもコンパニオン希望の女性からのコールはない。もちろん客からのコールもない状態でした。広いオフィスにポツンとしてました」客からのコールがあったときは同業者から、コンパニオンを派遣してもらえる手はずは整えてある。早く1人目の客からのコールが鳴ってくれ!祈るような気持ちで電話が鳴るのを待ち続けていたが2日、3日、4日……と、まったくコールがないまま1日が終わるだけだった。有線の音楽が流れるオフィスで、相変わらず1人きりの時間を過ごす。ほかにスタッフがいないので、電話から離れるわけにも行かず、食事はデリバリーにピザばかり。胃もたれまで起こして気分がどんよりしている。「ずっとオフィスに1人きりでいて、ひたすら広告サイトの更新などをして、20時間以上を日が続きました」

窓ガラスに映った自分の姿に「情けない」

ずっとオフィスにいなければいけないので、外に出て必要な備品すら買いに行けない。この頃は、すべてのものをネットショップで購入していたそうだ。「この先、あのときほどネットショップをりようすることはないでしょうね!」いつ鳴るかわからない客からのコールに備えて、プレイのときに使ってもらうローションやバイブ、ローターやセクシーランジェリーもネットショップで購入。「着いた商品をあらためて手にして研究をしました。でも、そのとき窓ガラスに映った自分も姿を見て、ホント情けない気持ちになったものです」半月ほどすると、プレッシャーと不安が入り乱れるようになった石山店長は「うあああ」と意味もなく叫ぶこともあったという。ノイローゼ一歩手前というとき、心配した社長がスタッフを連れてやってきた。こうして、石山店長はあらためて業務を進め、なんとか店を軌道に乗せることに成功。彼は、今でもあの頃のことを忘れず……いや、早く忘れたと言う。

 

口コミ評判最強!福岡の格安デリヘルとは?

本部の監視に息つく暇もなし背中を丸めて罰金1000円

小洒落たマンションに一室、薄いグレーを基調とした壁とフローリングの床が調和したシックな雰囲気のワンルーム。ここが内田店長の職場……静岡・沼津を網羅するデリヘル「L」の事務所だ。3人のスタッフは定規で背中を固定されているかのように、背筋をピンと伸ばしてパソコン画面に向かっている。その様子は集中しているというよりも緊張しているとようだ。異様な雰囲気である。「なんせ監視モニターで四六時中、見られてますからね。誰に?監視員の本部の部長補佐ですよ!」この監視モニターでのチェックは、グループ数十店舗全てで行われている。スタッフの働きぶりはもちろんことと、社長自ら練り上げたマニュアルにしたがっているかもチェックしているそうだ。そのマニュアルには「背筋を伸ばしてデスクに肘をつかない」「脚を組まない」「プライベートな会話は厳禁」など実に20項目もの基本姿勢が綴られている。万一、監視員が背中をピンと伸ばしていないスタッフに気づいた場合は罰金1000円、必要以上に脚を開いて腰かけていた場合は罰金300円など、罰金が加算されていく。その総額を給料から差し引いた額が1ヶ月分の手取りなのだ。「ここにいる限り、緊張しっぱなしで精神的に疲れますね。」そう言った内田店長はユニットキッチンで一服し始めた。内田店長いわく、このユニットキッチンとトイレだけが、モニターでみられない唯一心安らぐ場所だそうだ。

コンパニオンと客が感じていた。視線の正体は特大の目玉 その2

「せ~の、そこっ」

2人が指差したのは浴室に立てかけてあるマットだった。

しかし、特別に変わった様子は無い。びっくりさせないでよ!と何気なくマットを見つめていると、なんと人の目玉が浮き出てきたではないか!!2人は息を呑んだ。

高級ソープランドのマットと言えば、せみダブルサイズのベッドとほぼ同じ大きさだ。ということはその目玉はゆうに直径1mは越えているはず。そんな特大の目玉が2人のことをジーっとみつめているのだ。恐怖心に身体が硬直した2人は、うつむいたまま視線の気配が消えるのを待った。そして、ようやく目玉が消えたのは、それから1分ほどしてからのことだった。木下店長いわく、

「気のつよい有価がお客様と一緒に血相かえてフロントに来ましたからね!夢ではなかったと思います」

 

コンパニオンと客が感じていた。視線の正体は特大の目玉 その1

「実はうちの店、霊が出るらしいんですよ。数人のコンパニオンが、昨日見ちゃった~なんて騒いでますよ」

神妙な面持ちで口を開いた木下店長は、東京・吉原の高級ソープランド「A」の経営を任されている。

吉原と言えば、その昔は遊郭だった場所であり、現在は多くの人が集まるソープランド街だ。巷でいわれる霊が出やすいと言う場所に当てはまるだろう。

さて、キャリア2年のゆうかさんが、客と一戦終わってベッドでくつろいでいる時のこと。個室には2人しかいないはずなのに。先ほどから視線を感じていたゆうかさんが客にそれを告げると、自分も先ほどから視線を感じていると言うではないか。そこで、一緒に視線を感じる場所を指差すことにして、小さな掛け声をかけた。

 

 

ライバル店の嫌がらせは当たり前 

午前9時30分、浜田店長は事務所の清掃が終わったところで、ホットコーヒーをのみながらFAXに目を通す。これが浜田店長の日課だ。どんなに帰りが遅くなろうと、この日課は変わらない。

就業前の爽やかなヒトコマといった雰囲気だが、実はこの中にとんでもないことが起こっている。

それは、ずばりFAXだ。

毎日30枚ほど送られてくるFAXには「ブスばかり!」「早く潰れろ!」「店長は狂ってる」といった誹謗する内容の言葉が書かれている。間違いなくライバル店の嫌がらせなのだ。

さらに10時のオープン時には、一斉に魅せの電話が鳴り始める。電話に出ると、たいていコンパニオンの出勤状況についての問い合わせなのだが、やたら会話を伸ばそう伸ばそうというのがミエミエ!こちらも、客からの電話を取らせまいとする他店のスタッフがかけているに違いないと店長はにらんでいる。