隙あらば店の金を使い込むギャンブル狂のフロント・・・

風俗において従業員が「フロント(受付け)に座る」という意味は「お金」の授受を任されているということ。特に厳しい下積みを経験しなければいけないソープランドのボーイにとって、フロントを任せられるようになっとということは一人前として認められた証拠だ。

これは本人はもちろん、店長にとっても嬉しいことである。なぜなら、これで自分の実績を軽減できるからだ。

しかし、喜んでばかりもいられないのが風俗店・・・。千葉のソープランド街・栄町「D」の新居店長は、過去に何度となくはらわたが煮えくり返るような思いをしてきた。

「身内の恥晒すようで情けないんだけどさぁ・・・」

という新居店長いわく、フロント業務に携わるボーイには、隙あらば金をちょろまかそうとして考える輩が実に多いという。

まず料金を割り引きしたことにして、その差額をピンはねするせこいヤツ。逆に店の広告予算を丸々使い込む大胆なヤツもいる。前者は多くても1万円程度だが、後者の広告予算ともなれば月100万円は下らない。300万円の予算を組む月もあるというから大変だ。

ギャンブルにのめりこんだ輩は、まとまった金が欲しい。そのため例外なく広告予算を使い込むのだ。

「もっとも私が店長になれたのは、前任者が広告予算を使い込んだおかげなんですけどね」

そういって微妙な表情を浮かべる新居店長だった。