店のトップになりたい泡姫はフロントまわりで猫撫で声!

人間誰しも慕ってくるヤツには甘い。それは店長とて同じだ。個室待機であるにもかかわらず、「店長~、店長~」と猫撫で声を出しながら、フロントまわりに張り付いてくるナオミさん。シフトを守り無遅刻無欠勤を続けている。1分でも遅刻しそうなときは必ず電話連絡を入れてくる。手がかからない安心していられるコンパニオンだ。彼女が在籍しているのは埼玉・西川口のソープランド『C』である。木谷店長も彼女には一目置いている。そりゃ、そうだ!今年28歳になるナオミさんは、業界歴7年になるのに、風俗嬢独特のすれた雰囲気を感じさせないコンパニオンなのだ。当然、そんなナオミさんは客からの評判もすこぶ良い。20歳台の若者から60代のオジイチャンまで、彼女を指名する客の年齢層は幅広い。木谷店長いわく、「まあ、少しばかりスタッフと近付き過ぎのきらいはありますけど頭ごなしに叱れないんですよね」もしかして木谷店長も彼女のファンだったりして!?

おまえが取材受けるか?

ウブな若い子と勝負するにはきついが、女は愛嬌とはよく言ったもので、ナオミさんは並のルックスを見事にカバーしている。ま、やることをやっているコンパニオンには店も甘くもなろう。顔を隠していても、見事な胸の谷間を披露したグラビアで毎日問い合わせが後を絶たず……なんとグラビア効果で1週間に23人もの客を来店させた記録は未だに破られてはいない。「店長~アタシ、グラビア出たい~」「もっと取材入れて~」と頼まれるままにホイホイやっていたら当然、他のやることをやっているコンパニオンたちから文句がきた。「店長、ヤリすぎだよ!ナオミの店みたいじゃん!」「じゃ、マミにジュンコ、おまえらが取材を受けて雑誌に載ってくれるのか!?」木谷店長が一喝した途端に黙り込む2人。「でも、あんなにナオミが店長にまとわりついていたら、相談なんかできないわ」木谷店長の狙いは、ここにあった。ベタベタしてくるナオミさんを使って、他のコンパニオンたちに嫉妬させる。そして、嫉妬したコンパニオンたちが自分になついてくる!あらためて主従関係を築こうとしていたのだ。「女性を管理するのって大変なんですよ!今回は良い機会でしたよ、本当!」ようするに、ナオミさんよりも木谷店長のほうが1枚上手だったのだ。それを知らないナオミさんは、相変わらず、「私、ずっと1番じゃなきゃ嫌なの!」なんばーわんになった今も、まだギラギラしている。